2017年09月20日

福島第一原発 核燃料取り出し延期へ

『福島第一原発 核燃料取り出し延期へ』

東京電力の福島第一原発の使用済み核燃料について、政府は、2020年の取り出し開始を断念し、数年遅らせる方針を固めたことがわかった。原発で使い終わった核燃料は、原子炉と同じ建物内の大きなプールの中で冷やして保管されている。福島第一原発では、この核燃料が残っていることが最大のリスクの一つで、「廃炉」のためには、これを取り出す作業が必須と考えられている。こうした中、福島第一原発の1号機と2号機では、現場の破損状況などから、作業員の被ばく量が当初の予想より高いことがわかり、政府は2020年の取り出し開始を断念し、数年遅らせる方針を固めたという。今月中をめどに正式決定される方針。使用済み核燃料の取り出しが遅れれば、30年から40年で終えるとしている廃炉作業全体の日程に影響する可能性がある。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170920-00000028-nnn-soci

<コメント>
一番最初にやらなければならないものが後回しにされています。



『福島原発事故、原子炉に届いた冷却水は「ほぼゼロ」だったと判明』

事故から5年半が経って分かった
NHKスペシャル『メルトダウン』取材班

官邸や東電本店の要請に従わず、海水注水を強行した吉田昌郎福島第一原発所長。日本中が喝采を送った「海水注入騒動」だが、事故から5年半経って原子炉にほとんど水が入っていなかったことが判明した。

『福島第一原発 1号機冷却 失敗の本質』は、6年間にわたる1000人以上の関係者取材と約428時間に及ぶ東電テレビ会議のAI解析によって浮かび上がった数々の「1号機冷却失敗」の謎に迫った調査報道の力作だ。本書から一足先に「届かなかった海水注水」をめぐる衝撃の事実を特別公開する。
ほとんど注水はされてなかった

2016年9月7日。福岡県久留米市内のホテルはどこも珍しく満室だった。

春と秋、年に2回行われる日本原子力学会の大会に参加するため、全国から原子力関係者が、久留米市に集まっていた。

学会では、原子力安全や放射性廃棄物処理、高速炉などの次世代炉開発、核燃料など様々な分野の専門家が研究成果を発表する。その時点の最新の知見が発表されることもあり、メルトダウン取材班にとっては、継続して取材を続ける対象の一つになっている。

取材班が注目していたプログラムの一つが、国際廃炉研究開発機構(IRID)による発表だった。テーマは「過酷事故解析コードMAAPによる炉内状況把握に関する研究」。最新の解析コードを用いて、福島第一原発事故がどのように進展し、どこまで悪化していったのかを分析するものだ。

東京電力が初めてメルトダウンを起こしたことを公式に認めたのは、事故から2ヵ月以上経った2011年5月15日。今から見ると解析結果は楽観的といえるものだった。

当時、東京電力は、解析コードMAAPを用いて1号機の炉心状態をシミュレーションし、「解析及びプラントパラメータ(原子炉圧力容器周辺温度)によれば、炉心は大幅に損傷しているが、所定の装荷位置から下に移動・落下し、大部分はその位置付近で安定的に冷却できていると考える」と結論づけた。

かみ砕いていえば「1号機はメルトダウン(炉心溶融)を起こしたものの、圧力容器の底が溶かされて燃料が容器の底を突き抜けるメルトスルーはごく限定的で、核燃料デブリは原子炉内にほとんどとどまっている」とされていたのだ。しかし、いまやそのように考えている専門家はほとんどいない。

いまでは大量のメルトスルーが起きたことは、もはや専門家間で共通の認識であり、関心事は、格納容器に溶け落ちたデブリの広がりが、格納容器そのものを溶かしているかどうか、という点に移っている。

今回の発表の特徴は、これまでの“どれだけ核燃料が溶けたか”に主眼を置いたものではなく、“どれだけ原子炉に水が入っていたか”という点に注目したことだ。その結果は、関係者に衝撃を与えた。

「3月23日まで1号機の原子炉に対して冷却に寄与する注水は、ほぼゼロだった」

事故当時に計測された、1号機の原子炉や格納容器の圧力に関するパラメーターを解析によって再現するためには、原子炉内への注水量を“ほぼゼロ”に設定しないと再現ができないことから、結論づけられたものだ。

東京電力が1号機の注水量が十分でないことに気づき、注水ルートを変更したのが事故発生から12日経った3月23日のことだ。それまでは、1号機の原子炉冷却に寄与する注水はほぼゼロだったというのだ。

会場はざわついていた。詰めかけた関係者の中で、最初に質問したのは全国の電力会社の原子力分野の安全対策を監視・指導する立場にある原子力安全推進協会(JANSI)の幹部だ。

「事故から5年以上たって、初めて聞いた話だ。いまだにこんな話が出てくるなんて……」

発言には明らかに不満が込められていた。事故から5年以上経過しても次々と出てくる新たな事実。最新の解析結果の発表は事故の真相の検証はいまだ道半ばであることを物語っていた。
浮かび上がった注水の「抜け道」

福島第一原発事故対応の“切り札”とされた消防車による外部からの注水。それが原子炉へ向かう途中で抜け道があり、十分に届いていなかった。

その可能性を最初に社会に示したのは、メルトダウン取材班だった。

取材班は2011年の事故発生直後から消防車による注水にいくつかの疑問を持っていた。2011年9月9日に発表された消防車からの吐出流量と原子炉近傍の流量が異なるという矛盾。さらに、本来空っぽであるはずの3号機の復水器が満水であるという東京電力からの不可思議な発表。

本当に消防車による注水は原子炉に十分に届いていたのか。本格的な検証を始めたのは2012年秋頃からだった。当時、後に公表される“吉田調書”はまだ未公開だった。取材班は、事故当時に公開されていたテレビ会議を詳細に読み解くことを試みる。

すると3号機への海水注入が始まった後の3月14日午前3時36分、原子力部門の最高責任者で副社長だった武藤栄と吉田が、3号機の消防注水の有効性を疑う会話を交わしていたことがわかった。

武藤「400t近くもうぶち込んでいるってことかな?」

吉田「ええ、まぁ途中で1時間位止まってますから」

武藤「ということは、あれだな、ベッセル〔原子炉圧力容器〕、満水になってもいいくらいの量入れてるってことだね」

吉田「そうなんですよ」

武藤「ちゅうことは何なの。何が起きてんだ。その溢水しているってことか、どっかから」
写真:東京電力

吉田「うん、だからこれやっぱ、1号機と同じように炉水位が上がってませんから、注入してもね。ということは、どっかでバイパスフローがある可能性が高いということですね」

武藤「バイパスフローって、どっか横抜けてってるってこと?」

吉田「そう、そう、そう、そう、そう。うん」

では、消防注水の抜け道は、どこにどのようなメカニズムで生じるのか。そして原子炉に届く水の量はどの程度なのか。取材班は独自に入手した3号機の配管計装図(P&ID)という図面をもとに専門家や原発メーカーOBと徹底的に分析した。

すると、消防車から原子炉につながる1本のルートに注水の抜け道が浮かび上がった。その先には、満水だった復水器があった。
検証を続けていた東京電力

実は、こうした“抜け道”は3号機だけではなく、1号機にも存在していた。しかもその漏洩量は、3号機をはるかに上回るものだった。

2013年12月になって、東京電力は事故の教訓を広く共有するため、技術的な分析「未解明事項」を発表した。報告によると、1号機には10本、2号機・3号機にはそれぞれ4本の「抜け道」が存在するというのだ。2011年3月23日までほぼゼロだった1号機への注水量。その原因はこの10本の抜け道にあった。

これだけの抜け道が存在する1号機の原子炉にはいったいどれだけの量の水が入っていたのか? その詳細を知るには最新の解析コードによる分析が必要だった。
福島第一原発の1号機、2号機、3号機にいつどれだけ水が入り、どのように核燃料はメルトダウンしていったのか、最新の解析コードで分析するBSAF(Benchmark Study of the Accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station 福島第一原発事故ベンチマーク解析)とよばれる国際共同プロジェクトが進んでいる。

事故の翌年2012年から経済協力開発機構・原子力機関(OECD/NEA)が始めたこの取り組みは、世界各国の原子力研究機関や政府機関がそれぞれ所有する過酷事故解析コードを改良しながら、福島第一原発事故の進展と現在の状況を分析する世界最先端の研究だ。

その運営を担う機関が東京・港区西新橋にある。エネルギー総合工学研究所。電力会社や原発メーカーのOBに加え、外国人研究者が名を連ねる日本でも有数の研究機関だ。

同研究所原子力工学センターの副センター長の内藤正則は福島原発事故前から日本独自の解析コードSAMPSONを開発し、BSAFプロジェクトの中心的役割を担う人物だ。

2017年2月、NHKでは内藤を含めた専門家を交え、1号機への注水など事故の進展に関する分析を行った。内藤は、BSAFの取り組みを通じて各国の研究機関がシミュレーションから導き出した“現時点で最も確からしい”としている最新の注水量を告げた。

「1秒あたり、0・07〜0・075リットル。ほとんど炉心に入っていないことと同じです」

国際機関が検証している最新の注水量。多く見積もっても、1分当たり1・5リットルペットボトルの半分程度しかない注水量に専門家たちも衝撃を受けた。

5年以上にわたって事故の検証を続けてきた内藤が提示したのは、この章の冒頭でIRIDが原子力学会で発表した数値より具体性を持った数値だった。
生み出された大量の核燃料デブリ

しかしながら、1号機の注水ルートに「抜け道」がなければメルトダウンを防ぐことができたのか? 答えはNOだ。

吉田が官邸の武黒からの指示を拒否し、注水を継続していた局面は3月12日午後7時過ぎのこと。しかし、SAMPSONによる最新の解析によると、1号機のメルトダウンはこの24時間前から始まっており、消防車による注水が始まった時点では、核燃料はすべて溶け落ち、原子炉の中には核燃料は全く残っていなかったと、推測されているのだ。

注水の遅れは事故の進展や廃炉にどのような影響を与えたのか。内藤は「MCCIの進展に関してはこの注水量が非常に重要になる」と口にした。

MCCI(Molten Core Concrete Interaction)は“溶融炉心コンクリート相互作用”と呼ばれ、溶け落ちた核燃料が原子炉の底を突き破り格納容器の床に達した後、崩壊熱による高温状態が維持されることで床のコンクリートを溶かし続ける事態を指す。

SAMPSONによる解析では、MCCIが始まったのは3月12日午前2時。1号機の原子炉の真下の格納容器の床にはサンプピットと呼ばれる深さ1・2メートルのくぼみがあり、そこに溶け落ちた高温の核燃料が流れ込むことで、MCCIが始まった。

それから13時間後。吉田が注水継続を判断した3月12日の午後7時過ぎには、侵食はおよそ2・1メートルまで達していたと推定される。当時の消防車からの吐出量は1時間あたりおよそ60トン。東京電力の1号機事故時運転操作手順書(シビアアクシデント)によれば、この時点での崩壊熱に対して必要な注水量は、15トンとされている。つまり消防車は必要量の4倍の水を配管に注ぎ込んでいたのである。

この水が、原子炉、あるいは格納容器の床面にある溶け落ちた核燃料に確実に届いていれば、コンクリートの侵食は十分に止まるはずだった。

しかし、消防車から注ぎ込まれた大量の水は、途中で「抜け道」などに流れ込んだことで、原子炉にたどり着いた水は“ほぼゼロ”。コンクリートの侵食は止まることなく、3月23日午前2時半には深さは3・0メートルに達した。
写真: 東京電力

その結果、もともとあった核燃料と原子炉の構造物、コンクリートが混ざり合い、「デブリ」と呼ばれる塊になった。1号機のデブリの量はおよそ279トン。もともとのウランの量69トンに比べ4倍以上の量となった。

日本原子力学会で福島第一原子力発電所廃炉検討委員会の委員長を務める宮野は、大量に発生したデブリが、今後の廃炉作業の大きな障害となると憂慮する。

「279トンってもの凄い量ですよ。しかも核燃料とコンクリートが入り混じって格納容器にこびりついている。取り出すためにはデブリを削る必要がありますが、削り出しをすると、デブリを保管するための貯蔵容器や施設が必要になっていく。

本当に削り出して保管するのがいいのか、それとも、削らずこのまま塊で保管するのがいいのかって、そういう問題になっていく。保管場所や処分の方法も考えなければいけない」

内藤が続ける。

「当時の状況では厳しいでしょうけど、いま振り返ってみればもっと早く対応ができなかったのかと悔やまれますね。2011年3月23日、1号機の注水ルートを変えたことで原子炉に十分に水が入るようになり、1号機のMCCIは止まりました。

では、あと10日早く対応していれば、コリウム(溶け落ちた核燃料などの炉心溶融物)によるMCCIの侵食の量は少なくて済んだ。少ないです、ものすごい……」

廃炉を成し遂げる道に立ちはだかる、1号機格納容器の底にある大量のデブリの取り出し作業。消防注水の抜け道が存在し、MCCIの侵食を食い止められなかったことは、今後長く続く廃炉への道の厳しい状況を生み出してしまったのだ。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52931



『「核のゴミ」処理問題を解決!?原発に一石投じたベンチャーの正体』

「核のゴミ」処理問題に
一石を投じたチャレンジの行方

「トイレなきマンション」のトイレ役を買って出た企業とは?
原発から出る使用済み核燃料などの「核のゴミ」処理問題は、日本のエネルギー政策の根底に横たわる難題。ここに来て、その解決を模索する動きが出て来た

 原発から出る使用済み核燃料など、いわゆる「核のゴミ」処理問題は、今の軽水炉型の原子力発電では技術上、原理的に解決できないまま、先送りされている致命的な難題である。その難題を解決する新技術を独自に考案・開発して、近く実用化へ向けた実証試験に入るというベンチャー企業が出てきた。

 この新技術とは、新しい核エネルギーである次世代のトリウム熔融塩炉の特性を存分に活かした「RinR」(Reacter in Reacter/炉の中の炉)というミニチュア炉だ。熔融塩炉が「核のゴミ」を完全に燃焼し、消滅するという。研究試験炉とはいえ、処理工程を既存の軽水炉で実施・立証できる点が最大の特徴で、世界で初めての挑戦である。

 その実証試験に臨む企業とは、政府系でもなければ、電力会社系でもない。実は、TTS(株式会社トリウムテックソリューション/本社・町田市/代表取締役社長・古川雅章)という街の独立系の研究開発型ベンチャー企業である。ミニチュア炉の試験を経て、最終的にはトリウム熔融塩炉による「核のゴミ」処理を目指している。

 これまでの研究開発に投じてきた経営資源は、純粋な自前の知財、協力企業から学んだものづくりの開発力、街の篤志家による必要資金の浄財(寄付)が全てであり、公的な支援や助成を受けたことはないに等しい。そんなベンチャーが国際的な難題を解決する新技術の実証試験まで漕ぎ着けたことは、小兵による自力の快挙と言え、国内外に波紋を広げそうである。

 これまでの原発事業は創業以来、致命的な難題である「核のゴミ」処理問題を解決できないまま先送りしていることから、「トイレなきマンション」と揶揄されてきた。新技術の「RinR」はこのトイレの役回りを引き受けて、懸案の難題を技術上、原理的に解決する熔融塩炉を実用化して、原発にイノベーションを起こそうとする取り組みだ。

 日本では東日本大震災以降、「脱原発」が取沙汰されているが、現在のエネルギー事情を考えると背に腹は代えられない状況もある。地球人口の推計値がアジア、アフリカ圏を中心に90億人に及ぶ今世紀の後半以降にほぼ確実に顕在化する爆発的なエネルギー需要に備えていくには、経済効率が最も優れている核エネルギーの積極的な活用なしには、対応できないという声もある。

 理論上、核物質はわずか1グラムで石油1トンと同じ、つまり百万倍のエネルギーを放出する究極のエネルギー源である。それを考えると、今後原発を「重要なベースロード電源」として活用していく国・地域が増えてきた場合、「原発の安全宣言」が必須となる。このたびの新技術「RinR」が実験に成功すれば、今の原発が宿命的に抱え込んできた、有害で、危険で、不安で、安心できない、といった負のイメージも併せて払拭できるだろう。

  TTSとはいったいどんな企業なのか。同社が最終的に実現を目指す「トリウム熔融塩炉」とはどんな技術であり、果たして次代の日本のエネルギー政策を担う存在になり得るのか。その可能性を検証したい。
総崩れの再処理国家プロジェクト
「地層処分」は最終処分場になり得るか?

 まず、「核のゴミ」処理問題の現状を見てみよう。「核のゴミ」とは、原子炉で燃焼した使用済み燃料そのものと、使用済み燃料からの再処理でウランとプルトニウムを分離した残りの成分の総称であり、原子炉で生成された放射性物質のほとんどすべてを含む有毒物質のことである。

 放射性物質には、放射能の含有量により、高レベルの放射性廃棄物と低レベルの放射性廃棄物がある。高レベルの超ウラン元素を含む場合は100万年に及ぶ管理が必要となるなど、その取り扱いや再処理が技術上、原理的に極めて難題で、原発開発から70年超を経てもなお解決への道筋がついていない。

 高レベルの放射性廃棄物の取り扱いや再処理については、政府が自ら大型プロジェクトを次々と立ち上げてきたが、いずれも技術的・経済的な厚い壁に阻まれ、行き詰まっている。青森県六ケ所村の核燃料サイクル施設をはじめ、MOX(混合酸化物)燃料計画や余剰プルトニウムを消化するプルサーマル計画の相次ぐ挫折、高速増殖炉「もんじゅ」の廃炉など、総崩れの観がある。

 経済産業省が7月末に発表した地下へ埋設する「地層処分」は、究極の最終処分法であるが、廃棄物は放射線が強いため、ガラス固化体にして、半永久的に埋設する必要がある。処分場は地下300メートル超の深い地層に建設する。総工事費3.7兆円を投じて、総延長200キロメートルの坑道を掘り、ガラス固化体にした廃棄物4万本以上を埋設する。施設は法定調査だけで約20年、操業から廃棄物を埋め終えるまでにさらに50年以上を要するという。こんな厄介な廃棄物の捨て場を受け容れる自治体は果たして現れるのか。

低レベルの方はどうか。放射能の含有量は低いが、種々雑多で量が多い。大抵は発電所内でドラム缶に詰め込まれ、野積み状態となる。焼却などで減量はしているが、それでも全国でドラム缶約60万本、その他の施設分も含めると約100万本が野積み状態のままで、最終処分を待っている。
第4世代の本命と言われる
トリウム熔融塩炉は本当に安全か?
 そんな「核のゴミ」を生み出し続ける原子炉の実情はどうなっているのか。原子炉には技術進化に伴う世代の違いがある。世界で今稼働中の原子炉は、全機が軽水炉の第2、第3世代型で、3.11で事故を起こした福島第1原発の原子炉は第2世代の初期のものである。
 足もとの主役は第3プラス世代が中心で、世界の目はすでに第4世代に移っている。第4世代の主な課題は、(1)核兵器への転用防止、(2)安全性の確保、(3)経済性の向上の3点である。前述したトリウム熔融塩炉は(1)(2)(3)がともに優れている点で第4世代の本命であり、特に(2)は技術上、原理的に安全性が最も高いと言われている。
 軽水炉とトリウム熔融塩炉では、どこがどう違うのか。1つには使う鉱物資源がウランかトリウムか、2つには核燃料体が固体燃料か液体燃料か、3つには燃料棒を使うか使わないか、といった違いがある。ウランとトリウムは、ともに放射性天然元素で核燃料になるが、ウランはプルトニウムを生み出し、トリウムは生み出さないという違いがある。
 核燃料体が固体か液体かの違いは、決定的である。固体燃料はウランを使うため、炉心構造が複雑で、燃料体の製作から輸送、炉への装荷、差し替え、放射能の冷却、再輸送、再処理、再生製造など、複雑・多様な作業工程が必要となる。その運転、保守の手間暇も煩わしい。これに対し、液体燃料は炉心構造が単純で、固体燃料で必要となる作業工程の大部分は不要である。液体燃料はポンプでの遠隔操作も可能で、濃度調整も容易である。運転、保守の操作も簡単で、大幅に小型化できるため、経済効率も改善する。燃料棒を必要とするか否かの違いも大きい。固体燃料では炉内の核分裂で大量に発生する放射性不活性ガスが充満し、除去が難しく、燃料棒が中性子を吸収することによる損失が大きい。このため、核燃料の再生率が悪く、平均50%がやっとである。これに対し、液体燃料は除去効果に優れ、中性子を吸収する燃料棒も存在しないため、核燃料の再生率が100%に及ぶ。
では、トリウム熔融塩炉が技術上、原理的に安全と言われるのはなぜか。液体燃料は初めから燃料を熔融して運転するため、燃料の溶融事故が起こらず、メルトダウン(炉心融解)も発生しないからだ。固体燃料は膨大に発生する熱を水で冷やして取り出す必要があるが、液体燃料では熔融塩そのものが循環して熱を運ぶ。液体燃料では水も使わないため、水蒸気爆発も起こらないし、水素が発生する余地もないため水素爆発も考えられない。万が一、液体熔融塩炉のポンプ用電源が失われた場合は、どうなるか。原子炉の下に設置してあるフリーズバルブという弁が高温になると溶けて、自動的に開き、液体化した燃料が落下して、下のドレインタンクに溜まる。溜まった燃料の崩壊熱は、外気の自然循環で除去される。タンクから燃料が溢れ出ても、熔融塩はほとんど蒸発せずに凍る。放射性物質はこの凍った塩に閉じ込められるため、炉外に漏れることもなければ、発電所の周辺に飛び散ることもない。しかし、欠点として指摘される点もある。核燃料が炉外を循環する際に、配管や機器類の内壁に放射性物質が沈着することがある。これには悪影響が広がらないうちに、設計上の配慮をすることが重要である。最大の難問は、核燃料液体による容器壁材料の腐食である。核燃料液体の開発は古く、大部分はこの腐食問題が解決できずに撤退しているが、唯一成功しているのが熔融塩炉なので、トリウム熔融塩炉では課題の解決が待たれる。強いガンマ線を出すことも弱点であるが、これはトリウムからできる核物質ウラン233が出すため、取り扱いにはロボットによる遠隔操作を必要とする。ただこれは、核兵器への転用防止には好都合で、むしろ原子炉の内部の問題ではなく、外部の問題であるとも言える。
核のゴミを出さず小型化も可能
トリウム熔融塩炉の特性
 改めて整理すると、トリウム熔融塩炉の特性には、一般に次の諸点がある。

(1)トリウムを燃料としているため、自らはプルトニウムをはじめ、超ウラン元素のような、危険な「核のゴミ」をほとんど出さない。
(2)したがって、核兵器への転用は不可能で、核不拡散と平和利用に向いている。
(3)技術上、原理的に安全性が確保できる(上記参照)。
(4)他の電源に比べて、電力が原理的に安く作れる。既存の発電コストに比べて、大幅に安くなる。TTSの目標は、3円/kWhに設定されている。
(5)熔融塩炉が液体燃料炉であるため、プルトニウムなど超ウラン元素の燃焼、消滅が容易である。
(6)既存の軽水炉が排出する「核のゴミ」を燃焼、消滅、処理できる。
(7)軽水炉の負の遺産である余剰プルトニウムの燃焼、消滅も可能で、国際的に疑われている処分問題も解決できる。
(8)基本的に安全で、小型化が容易であるため、消費立地が可能となる。既存の発電立地に伴う送配電ロスが大幅に節約できる。例えば、自社ビルの屋上や地下室に発電プラントを設置して、送配電ロスをゼロ化することも夢ではない。前述のTTSがカザフスタンで実施する実証試験では、このうちの(4)と(8)を除く全項目において、熔融塩炉が「核のゴミ」を燃焼、消滅して、処理できるかという安全性のチェックが行われる。TTSによると、2018年春からカザフスタンの国立核物理研究所で研究開発用原子炉による照射試験に入り、実用化へ向けた実証データの収集・解析を重ねながら、ビジネス展開に乗り出す計画である。トリウム熔融塩炉の技術基盤はもともと、1960年代に米オークリッジ国立研究所が開発した実験炉「MSRE」で確立しており、65〜69年末の約4年間にわたって無事故運転を続けた実績もあるが、冷戦下の76年に至って米政府から突然の開発中止命令を受けた経緯がある。軽水炉は原爆の原料となるプルトニウムを生み出すが、トリウム熔融塩炉は生み出さず、軍事的に価値がないとして、本格開発への道を閉ざされたのである。したがって、今の原発は米国の軍産複合体の副産物と言え「核のゴミ」処理問題は未解決のまま後回しにされてきた。初めから「トイレなきマンション」と揶揄されてきた所以である。
国内唯一のトリウム炉開発ベンチャー
TTSとはどんな企業なのか?

 それでは、この「トイレ役」となる先端技術の開発を買って出たTTSに焦点を当ててみよう。TTSとはどんな企業なのか。トリウム熔融塩炉の基本設計者として国際的に知られる故古川和男(1927-2011)博士が創立した、日本で唯一のトリウム熔融塩炉の研究開発会社だ。現在の古川雅章社長は故古川博士の実弟である。故古川博士がライフワークとして半生を捧げながら、叶えることができなかったトリウム熔融塩炉による「安全な原発」の実用化とその普及、啓発を介して、「新しい核エネルギーが地球と人類の危機を救う!」とする遠大な夢とロマンも併せて継承している後継者である。

「核のゴミを出さず、環境にも優しい、安価なエネルギーさえあれば、水や食糧は作れる。貧困も救える。格差も是正できる。地球と人類の危機もやがて救える」というのが古川兄弟の経営理念である。事業内容は、原子炉用熔融塩液体燃料の開発、熔融塩液体燃料を使ったプルトニウム・マイナーアクチニドの消滅技術の開発、熔融塩液体燃料を使った超小型原子炉の開発、そしてトリウム熔融塩炉の開発で、出力が5万キロワットから15万キロワットまでの開発である。
TTS社長が明かした
「世界に誇れる」3つの要素技術
 このTTS、将来的にトリウム熔融塩炉の開発を実現し、「核のゴミ」処理問題を解決できるポテンシャルを秘めているのだろうか。

 古川社長によると、TTSが国際的にも先行していると自負するトリウム熔融塩炉の要素技術は、3つあるという。1つには、故古川博士が1985年に発表したトリウム熔融塩炉「FUJI(不二)」の設計データである。トリウム熔融塩炉の研究開発にとって必須の標準仕様として今も世界が認めている知財である。
 2つには、熔融塩液体燃料を使ったプルトニウム燃焼・消滅技術である。これは、2002年に「液体核燃料を用いたプルトニウム消滅核反応炉」として特許を登録済みである。
 そして3つには、今の研究スタッフが独自に考案し、開発してきた新発見・新発明で、熔融塩液体燃料容器「RinR」に関する基本技術である。これは、軽水炉の固体燃料集合体の一部を「RinR」に置き換えて使うこともできるニッケル合金製の金属容器で、「熔融塩原子燃料モジュール」として特許を出願中である。
 古川社長が語る「RinR」の主な特徴は、次の通りである。
(1)認可取得が短期間で得られる。プラントとしての新しい原子炉を開発する場合、認可取得に10年以上を要するが、「RinR」の場合は新しい燃料体の開発であるため、認可取得が短期間で済む。
(2)燃料体でありながら、ミニチュア原子炉としての機能を備えている。このため、中性子照射の下で、熔融塩と金属材料との共存性の試験や熔融塩燃料に各種の核物質を溶かした核化学処理の試験もできる。
(3)核化学反応炉としての機能も備えている。このため、「RinR」を既存の試験用原子炉に設置して使うことにより、熔融塩液体燃料を使った核物質の処理に関する基礎データを、目的別に得ることができる。

成算はあるのか?
余剰プルトニウムの殲滅作戦
 TTSの事業計画によると、ビジネス展開はさしあたり試験用原子炉による熔融塩液体燃料の照射試験を請け負う受託事業から出発して、熔融塩液体燃料を使って、プルトニウムを燃焼、消滅させる技術開発事業とその実験、太陽電池が使えない宇宙探査機用の5キロワット級の超小型トリウム熔融塩炉の開発事業に取り組む予定である。いずれも2017〜2018年の実行計画で、世界に先駆けた熔融塩液体燃料を使ったトリウム熔融塩炉のビジネス展開となる。

 プルトニウムの燃焼・消滅実験は、日本を含め国際社会で増え続ける余剰プルトニウムの殲滅作戦に乗り出すための準備であり、宇宙探査機用の超小型トリウム炉の研究開発では、今特許出願を手続中だ。それぞれ前人未到の技術課題に取り組んでいる。TTSが手始めに、熔融塩液体燃料の照射試験の受託事業から手掛けるのは、次のような理由からである。
 1つには、ベンチャー企業でも取り組める専門分野であること。原子力分野の機器や資材は納入に際し、厳しい品質保証が求められる。その点、熔融塩燃料・資材などを試験用原子炉で照射試験して、その結果を報告する受託事業であれば、TTSでも行うことができる。
 2つには、独自に考案・開発した「RinR」に収益力が期待できること。熔融塩炉の研究開発は、国際的に加速している。熔融塩炉に使う熔融塩は自由に選べるが、熔融塩の原子炉照射試験のデータはオークリッジ米国立研究所で使われたフリーベ以外はないに等しい。TTSは「RinR」で世界に先駆けて照射試験の経験と知見を修得できるため、国内外の研究機関などからの受託事業には収益力が期待できる。3つには、TTSの熔融塩燃料照射試験方式の世界標準化を目指すこと。熔融塩の試験用原子炉による照射試験は、世界でもまだ聞かれていない。TTSは世界に先駆けて熔融塩及び熔融塩燃料の照射試験を実施するため、試験方法をはじめ、使用する試験用熔融塩容器(リグ)を含め、修得した経験と知見をTTS方式として確立、世界の標準化を狙う。

 もしも「RinR」が実用化され、熔融塩炉による「核のゴミ」処理が進むと、どのような効果やメリットが期待できるのか。直接的には、地球上から「核のゴミ」が減っていき、いずれ消滅していくことになる。熔融塩炉は「核のゴミ」を原子炉内で繰り返し循環させながら、完全に燃焼させて、いわばゼロエミッションを実現するため、使用済み核燃料の再処理工場も要らなければ、地下に埋設する「地層処分」も要らなくなる。
 その他にもメリットは考えられる。
 今後も原発を稼働し続ける場合、経済効率が大幅に改善する。「核のゴミ」を原子炉内で完全燃焼するまで、いわば燃料サイクルを続けるため、燃料コストが大幅に節減できる。試算によると、再処理コストが化学処理コストだけで済むため、少なくとも4分の1以下になる。また、環境に優しく、原発に対する安全・安心のイメージを醸成する。有害な「核のゴミ」を原子炉内で完全燃焼させて、炉外へ排出することなく、消滅させる。ごくわずかに出る低レベルの放射性廃棄物は、半減期がごく短いため、原子炉の敷地内に保管して、無害化する。こうして原子炉の敷地の外に出る「核のゴミ」をゼロ化する。うまくいけば、今の原発が直面している喫緊の難題がこのようにして一気に解決へ向かうことが期待できるのだ。「核のゴミ」処理の最終処分場が地下へ埋設する「地層処分」で、今のところはそれが頼みの綱とは、知恵のない話である。それも、仮に受け容れ先が決まってから法定の調査を経て、「核のゴミ」を埋め終えるまでに70年以上を要するという。埋設した「核のゴミ」はそれからさらに10万年もの半永久的な管理を要するとは、責任が負えない無責任な話である。開けてはならないパンドラの箱を開けてしまった罪深さである。「核のゴミ処理問題は、次の世代に先送りすることなく、今の私たちの世代で解決すべきです」とは、故古川博士の口癖であった。実験がうまく行くかどうかは未知数だが、日本のベンチャー企業が原発政策に一石を投じたチャレンジの行方を注意深く見守りたい。
http://diamond.jp/articles/-/142890?page=8
新しい原子力が人類を救う TTS 日本で唯一のトリウム熔融塩炉の研究開発会社
http://www.ttsinc.jp/nuclear.html

<コメント>
TTSのこれまでの研究開発に投じてきた経営資源は、純粋な自前の知財、協力企業から学んだものづくりの開発力、街の篤志家による必要資金の浄財(寄付)が全てであり、公的な支援や助成を受けたことはないに等しいといいます。原発は国策とうたっておきながらこれまで公的な支援や助成を受けたことはないに等しいとは残念ですが、技術には期待します。
posted by Akamaru at 19:48| 大阪 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月18日

がんの治療に役立つパイナップル酵素

『がんの治療に役立つパイナップル酵素』

パイナップルは、食物繊維が豊富な食べ物としてよく知られています。健康への意識の高い人たちは、食物繊維に加えて、パイナップルの様々な効能に注目しています。最も重要な作用の1つが、特に乳腺、直腸、結腸において、がんに関連した、ある種の病気にかかることを予防する作用です。

パイナップルに何が入っているのか?
パイナップルには食物繊維がたくさん含まれていることには気づくでしょう。ビタミン、有機酸、鉱物塩も豊富に含まれています。しかし、パイナップルに含まれる最も重要な成分は、酵素として働く特別な成分で、ブロメラインという名前で知られています。

ブロメラインとは何で、何に効果があるのか?
ブロメラインは天然の成分であり、パイナップルの果実から抽出することができます。ブロメラインは、特定の種類の悪性腫瘍に関係した病気を治療する作用や、抗がん作用を持っています。ブロメラインの効果を化学療法に使われる薬である5−フルオロウラシルと比較したある研究では、動物実験において、ブロメラインの抗がん作用は、5−フルオロウラシルの抗がん作用よりも強いという結果が出ました。

がん細胞
研究に使われた薬(5−フルオロウラシル)からわかったことに対する議論もあります。病気が与える影響に対応することで患者さんの生命の状況を改善する代わりに、5−フルオロウラシルは、がん細胞と他の免疫細胞や必要な細胞を分類することなく、分裂した細胞を素早く攻撃しました。ですから、この薬は他の細胞や酵素にとっては毒になるのです。一方で、天然成分であるブロメラインは、天然成分だけが持つ作用を持っています。それは、選択的細胞毒性と呼ばれるもので、他の健康な細胞に影響を与えずに、がん細胞だけを殺すものです。

酵素としてのブロメライン
酵素やそれがどう血流に乗ってたどり着くのかということが複雑そうであっても、ブロメラインの話をすることは、この酵素が、なぜがん細胞に悩まされる人たちにとって、また一般の人たちにとってもそんなにも必要なものなのかを理解するのに役に立つでしょう。ブロメラインは、タンパク質を消化(タンパク質分解)し、それが身体の他の部分にも届くように血流やリンパ系に流しているのです。酵素を含む食べ物を食べることに関しては、医化学の分野において未だ多くの謎に包まれています。しかし、機能するということを証明することには成功しました。身体の中にある酵素に限らず、口から摂取する酵素が効果を発揮し、これらの酵素は、スポーツにおける怪我のような単純な健康問題の治療に使われるとともに、循環器系の病気、骨の病気、そしてここで取り上げた、がんなどのより複雑な病気にも使われています。

アドバイス
がんに効果がある酵素はパイナップルだけで見つかった訳ではありません。ビタミンCを含む食べ物、ターメリックの抽出成分、ビーツの抽出成分などを摂取することも、身体のためになります。あなたの治療法やそのプロセス、あなたの細胞や身体で起こった変化に合うようにすることを忘れないでください。それ以外にも、身体が酵素を作り出す負担を軽減するために、生の食べ物を含んだバランスのとれた食生活を送ることも重要です。消化プロセスに必要な酵素は少なくても、とても大事な生理的なプロセスに使うことができます。

忘れないでほしいこと
パイナップル
まずは真っ先に、天然の選択肢に向かいましょう。天然成分が作り出すものよりも、あなたの細胞に良い効果をもたらすものはありません。パイナップル酵素はあなたの命を救うことができます。お医者さんと相談しながら、進めていきましょう。
https://minnakenko.jp/gan-chiryou-yakudatsu-painappuru-kouso/

<コメント>
パイナップルでがん細胞を撃退しましょう!

★お待ちいただくこともございます。完熟ハニーパイン5本入り/フィリピン産

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posted by Akamaru at 13:28| 大阪 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カナダ、パスポートなどの公的書類に男女以外の性別「X」を導入

『カナダ、パスポートなどの公的書類に男女以外の性別「X」を導入』

身分証明書で必ず聞かれる項目というのはいくつかある。氏名、生年月日、性別などだ。多様化する現代、特に性別に関して2択とは限らなくなってきた。すでにフェイスブックでは50種以上の性の選択肢がある。そんな中、2017年8月24日カナダ政府はパスポートなどの本人確認書類の性別欄に、男性・女性以外の選択肢「X」を設けることにしたという。アフメド・アッセン移民・難民・市民権相は「政府発行の公的書類に“X”の項目を増やしたことにより、性的マイノリティの人々がそれにとらわれず、すべてのカナダ国民の性自認と性表現が平等に自由になることを願っている」とコメントしている。今年6月には同じくカナダのブリティッシュ・コロンビア州にて生後8か月の乳児の保険証の性別欄に「性別不明」「性別を特定しない」を意味する“U”を記載する保険証を発行した。両親は「子供が成長してから自分で自分の性別を決めるべき」と主張したとのこと。カナダでは、人権法に基づいて、人種、宗教、年齢、性および性的指向、性の自認などといった事柄による差別を禁止した法案も可決しているとのことだ。
http://karapaia.com/archives/52245471.html

<コメント>
東西冷戦は旧ソ連陣営と米国陣営との闘い、つまり社会主義と資本主義の対立という建前でした。それはキリスト教のプロテスタントとカトリックという一面もありました。突き詰めればLGBT「女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ、Gay)、両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の各語の頭文字」などの権利を認めるか認めないかという対立でもあったのです。

女性の社会参加に伴って男性の権利が希薄になり、LGBTの権利取得に伴い異性愛者(ヘテロセクシュアル )の権利が希薄化します。同時に責任や義務も希薄化します。政治・経済・宗教や環境破壊・汚染も含めて人間の性(さが)・業(カルマ)を背負って行くことになるのです。いずれにしても性別を言い訳にすることのないようにお願いしたいと思います。


『世界の闇に光を』
http://iwasaakamaru.seesaa.net/article/451440637.html

『NASAが火星に「原発」を建設予定であることが発覚!』
http://iwasaakamaru.seesaa.net/article/453503670.html
posted by Akamaru at 09:33| 大阪 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月16日

ロズウェルのエイリアンは米軍基地の秘密の地下トンネルに隠されている?

『ロズウェルのエイリアンは米軍基地の秘密の地下トンネルに隠されているだとぅ?元職員が証言する』

米軍で40年近く勤務した元職員の証言によると、オハイオ州のライトパターソン空軍基地(WPAFB)にエイリアンが隠されているという。そこで勤務していたという元エンジニア、レイモンド・シマンスキによると、1947年に回収された例のロズウェルのエイリアンは、墜落現場とされているニューメキシコから、オハイオ州のデイトンにあるこの米軍基地に移送されたという。

基地の地下にはエイリアン
 シマンスキは、自著『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイズ』の中で、基地の秘密を暴露している。 彼はライトパターソン空軍基地(WPAFB)でエイリアンのことを内部告発しようとした最初の人間だと言われている。現在はエンジニアからエイリアンハンターに転向したシマンスキは、当時、アルと呼んでいた恩師からエイリアンのことを初めて聞いたという。アルは地球外生物の住まい兼埋葬地だという、地下トンネルや丸天井を見せてくれたのだ。

ロズウェルのエイリアンは移送されていた
 「アルの話では、1947年にロズウェルの墜落があった後、UFOやエイリアンが調査のためにここに持ち込まれ、基地の地下にある秘密のトンネルに隠されたという。どうしてそんな秘密を知っているのか、と訊ねると、基地で働いている者ならみんな知っていると答えたという」

 アルと話をしてから、シマンスキは39年勤めた基地における、UFOと地球外生物活動の秘密について調査しようと決心した。 それから40年の間に、基地で最初の一週間に聞いた単なる噂話ではなく、秘密に関するたくさんの話を仕入れた。 ここでしっかりつかんだ重要な事実は、当初言われたような、"ここにエイリアンなんかいない、おまえ、おかしいんじゃないか"といった誰かひとりの反応ではなく、事実を受け入れざるをえないような多くの肯定的な笑顔だった。それ以来、エイリアンやUFOに関する歴史の手がかりになると思われる基地における場所を基本的に調査している。わたしが本の中で書いた文章や写真などの証拠を見れば、一連の話はすべて本当のように思えてくる
 シマンスキは、グレイの棲み処だという秘密のトンネルを見たというが、エイリアンそのものは目撃していない。トンネルは最先端技術で温度や湿度が調節された施設になっていて、地下深くの極低温の部屋にエイリアンに必要なものが届けられているとシマンスキは信じている。 一般人が地球外生物の存在を知らされないのは、人間側の心構えが整っていないからだとシマンスキは言う。 わたしたちはエイリアンに関する全面開示を受け入れる準備がまだできていない。政府はそれがわたしたちを守ることになるため、秘密にしておきたがっているのだ。 かつて空軍が空飛ぶ円盤を目撃したと発表したとき、世間は大騒ぎになった。今回、このことを正式に発表したら、どんなことになるだろう?どう変わるのかは本当のところはわからない。たとえ携帯電話や15万のケーブルテレビチャンネルがあったとしても、1947年のロズウェル後の人たちよりもわたしたちのほうが"変化"に対する心構えができるとは思えないのだ
via:Wright-Patterson AFB, Ray Szymanski and Hidden Aliens | Mysterious Universe / Top secret US base houses living and dead ALIENS from Roswell UFO crash site in vast complex of vaults, former worker claimsなど/ translated by konohazuku / edited by parumo
http://karapaia.com/archives/52245774.html

<コメント>
私達はエイリアンに関する全面開示を受け入れる準備がまだできていない為、政府は私達を守る為に秘密にしておきたがっているのだそうです。では、原発事故の放射能汚染に関する情報等は誰を守る為に情報操作されているのでしょうか。それは常に情報リテラシーのい者を守る為なのかもしれませんね。

posted by Akamaru at 14:15| 大阪 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首都移転するなら岡山の吉備高原? 地質学的な観点で

『首都移転するなら岡山の吉備高原? 地質学的な観点で』

首都を移転するなら岡山県の「吉備高原(きびこうげん)」がベストではないか――。16日から松山市で開かれる日本地質学会でこんなテーマの議論が交わされる。地震や火山などの災害リスクを地質学的に考慮した結果だという。4枚のプレート(岩板)が競り合う日本列島は、地質学的な動きが活発な「変動帯」と呼ばれる地帯にある。研究者は地震や火山活動の解明に取り組む一方、少しでも安定した地域を探すことも長年のテーマとなってきた。高梁市、新見市などを含む吉備高原は標高300〜700メートルの平坦(へいたん)な山々からなり、県面積の6割を占めるとされる。近年、東北大の趙大鵬教授らによる地震波解析で、吉備高原の地下構造がほかの地域に比べて固く安定している可能性が判明し、注目されるようになった。10月には吉備高原の赤磐市に「地球史研究所」が設立され、本格的な研究も始まる。学会では▽高原の周辺には活断層が少なく直下型地震のリスクが小さい▽数千万年前に西日本がユーラシア大陸からはがれてから現在まで、安定した陸の塊として高原が残っている――などの学説を発表。災害リスクが少なく、安定しているとして首都機能の移転候補地としてふさわしいのでは、と議論するという。議論の呼びかけ人の一人で、地球史研究所の所長に就く乙藤洋一郎・神戸大名誉教授(地球科学)は「吉備高原が長期に安定した地域であることはわかってきたが、理由は今も不明だ。研究で原理を証明できれば、政府の情報部門などは本当に移転すべきである、といった提案ができるはずだ」と話している。(竹野内崇宏)
http://news.livedoor.com/article/detail/13620000/

<コメント>
岡京アジェンダ発動でしょうか。


『2062年より訪れた未来人について』
http://iwasaakamaru.seesaa.net/article/436683571.html
posted by Akamaru at 12:15| 大阪 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NASAが火星に「原発」を建設予定であることが発覚!

『【ガチ】NASAが火星に「原発」を建設予定であることが発覚! 火星植民地化に向け、2カ月後に実験開始!』

今から13年後、2030年に差し迫った「火星移住計画」。最近では、イーロン・マスク氏率いる「スペースX社」が、火星に到達できる有人宇宙船の運用を2022年〜2024年ごろに始め、火星に自立した文明を築くと発表し、注目を浴びているが、世界最高の宇宙開発機関「NASA(アメリカ航空宇宙局)」の存在も忘れてはいけない。

■火星に核分裂炉を建設する目的とは?
 今年3月、米大統領ドナルド・トランプ氏が「2033年までに人類を火星に送り込むよう指示する法案」に署名したこともあり、この度NASAが有人火星探査に向けた具体的なプランの1つを公開。なんと、火星でのエネルギー問題を解決するため、ウラン原子を利用した「核分裂反応炉」の火星での運用を目指し、今年中に実験を開始するというのだ! 英紙「The Independent」(7月2日付)などによると、有人火星探査を実現する上で最も重要な課題はエネルギー発電であり、NASAの技術部門では、過去3年間にわたり「小型核分裂反応炉開発計画」を温めてきたという。そして、遂に地球でのテスト運用を今年9月から2018年1月にかけて実施するということだ。2008年のNASAのレポートでは、燃料、空気、飲み水の生産、探査機の充電器、科学機材など、火星探査には40kWのエネルギーが必要とされ、これは“8軒分の家が消費するエネルギー量”に相当すると報告されているが、9月に実験が予定されている全長1.9mほどの核分裂炉では、1つあたり10kWの電力を発電することができるため、計算上4台あれば、8人の人間が火星探査する上で必要なエネルギーを得られることになる。

■過去には失敗作も
 実は、同様の計画は1960年代にも2つ存在した。1つは「SNAP」と呼ばれる計画で、熱電発電装置を利用するというもの。2つ目は、プルトニウム238の崩壊熱による原子力電池を利用したもので、これは現在、火星探査機「キュリオシティ」に実装されている。また、SNAP計画の一環として、1967年と1988年に核分裂反応炉も開発・運用されたが、わずか500Wを発電した時点で故障し、現在も地球の軌道を彷徨っているという。今回の実験が無事成功すれば、いよいよ有人火星探査が現実味を帯びてくるだろう。全オカルトファンの夢がもう手が届くところまで来ている! だが、水を差すようで恐縮だが、そう喜んでばかりもいられないのだ。というのも、つい先日トカナでもお伝えしたように、元CIA捜査官が「火星にはすでに植民地が形成されており、そこで誘拐された子どもたちが性奴隷にされている」と暴露したからである。NASAはこれを全面的に否定しているが、実は今回の計画こそその植民地計画の一環だとみることもできるだろう。また、日本人としては福島原発事故での経験からNASAが唱える「安全神話」の危うさを指摘しておきたい。火星開拓で“想定外の大惨事”が起こらないことを祈るばかりだ。(編集部)
http://tocana.jp/2017/07/post_13758_entry.html

<コメント>
火星にトゥモローランドでも建設するつもりなのでしょうか?いずれにしても最先端技術を取り扱うのであれば細心の注意と自然への畏怖や敬意を持って臨んでいただきたいものです。


『トゥモローランド (映画)』
遥かに進んだ技術に満たされた未来都市トゥモローランド。諦めず明るい未来を信じ努力する人々がスカウトされるという。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%A2%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

『世界の闇に光を』
http://iwasaakamaru.seesaa.net/article/451440637.html
posted by Akamaru at 08:31| 大阪 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月14日

奈良の万能薬が飴になった『味覚糖 陀羅尼助飴』

『奈良の万能薬が飴になった『味覚糖 陀羅尼助飴』を食べてみた / 黒糖と漢方の風味がマッチしていて元気になる味』

どの家庭にも種類こそ違えども、常備薬の1つや2つあるのではなかろうか。現在、記者が暮らす奈良県は、薬の製造販売が盛んで「置き薬」の制度がいまだに生きていたりする。さて、そんな奈良県民のお宅に絶対と言って良いほど置いてあるのが、漢方薬の陀羅尼助(だらにすけ)。この薬は胃弱や食べ過ぎ飲み過ぎ、消化不良や食欲不振まで、どんな病気にでも効く万能薬だ。なんと、その陀羅尼助が食べやすい飴になって味覚糖から発売されているではないか。実際に食べてみたところ、とても体によさそうな味がしたことをお知らせしたい。

・自然の香りがする陀羅尼助飴
その名も『味覚糖 陀羅尼助飴』(税抜288円)。 “ぷっちょ” や “コロロ” で知られるUHA味覚糖が、1300年前より陀羅尼助丸の製法が伝わる「藤井利三郎薬房」と共同開発した健康和漢キャンディだ。特徴は奈良県産の “キハダの実” を使用している点らしいが、正直キハダの実と言われてもピンとこない……。かいつまんでキハダについて説明すると、なんでも陀羅尼助にも使用されている植物で、古くから食べられている健康素材だそうだ。なるほど、飴の入っている袋を開けると木の皮のような香りがしたのは、そういう訳か。個人的には漢方大好き人間なので好きな匂いだが、好みが分かれるかもしれない。

・後味がちょっぴり苦め
さっそく飴を口に入れてみると、陀羅尼助の特徴である苦みが感じられない。黒糖の味付けがされているので、とてもまろやかだ。加えてハッカのような味と、ほんのり漢方の風味もして元気になる味だぞ。パッケージには「毎日の健康維持に」と書かれているので、本当にキクのだろう。最後の最後、舌に残る飴をしっかり味わうと、わずかながら苦みが感じられる。だが、気にならない程度なので安心してほしい。こちらの飴はエリア限定販売ではあるが、味覚糖のサイトから注文もできるようだ。健康志向や漢方好きの方には超オススメ。興味のある人は、試してみてくれよな! 
http://rocketnews24.com/2017/09/14/952691/

<コメント>
黒糖好きです♪

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感想(0件)


posted by Akamaru at 20:04| 大阪 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月11日

すべてが真逆に進む「ミラーユニバース」の存在を物理学者が提唱

『【ガチ】すべてが真逆に進む「ミラーユニバース」の存在を物理学者が提唱! 宇宙は常に2つ存在する「⇔構造」だった!』

我々の宇宙と同時に発生したとされる「ミラーユニバース(鏡の宇宙)」では、全ての事象が反対方向に進行する。そこでは、人々が死後に目覚め、老年を過ごし、大学生活を楽しんでいるというのだ。様々な分野の知的発見を提供するウェブサイト「Big Think」(6月22日付)が、「ミラーユニバース」の存在を主張する2つの有名物理学者グループの理論を紹介している。荒唐無稽と思われがちな同理論が、科学的にあり得るモデルとして再注目されているようだ。

■時間が逆行するミラーユニバースの復権
 1928年、イギリスの理論物理学者ポール・ディラックが反物質の存在を想定した「ディラック方程式」を考案して以来、宇宙誕生時に同数の物質と反物質が存在し、それらが相互作用しているとする「CP対称性」が物理学界で唱えられてきた。自然界における高エネルギーの衝突中や、人為的に陽子を衝突させる実験などにより、現在までにいくつもの反物質が発見されてきたが、その数は物質に対して圧倒的に少ないことが明らかになっている。反物質は、一体どこに行ってしまったのだろうか?ここで注目されたのがミラーユニバースだが、1964年に物理学者のジェイムズ・クローニンとヴァル・フィッチが行った実験で、素粒子の間で作用する基本相互作用の1つ「弱い力」がミラーユニバースと矛盾することが分かり、その存在は反証されてしまった。後にこの功績が認められ、2人はノーベル物理学賞まで受賞している。そんな経緯もあり、ミラーユニバースの存在は物理学から抹消されたかのように思われたが、2004年に入り急展開を迎える。カリフォルニア工科大学の物理学者ショーン・キャロル教授と当時大学院生だったジェニファー・チェンが、“一方向に流れる時間”を説明するために、ミラーユニバース理論を再検証したのだ。

■複数の物理学者がミラーユニバースの存在を提唱
 2人はビッグバン時に2つの宇宙が正反対の方向に同時に発生したとするモデルを構想。これによると、我々の宇宙は物質で形成され、ミラーユニバースでは反物質がその役割を果たしているという。そのため、我々の世界では時間が前に進むが、ミラーユニバースでは後ろに進む、というわけだ。一般的にいって、時間について語る時、我々は熱力学の第2法則を考慮している。いわゆるエントロピーである。エントロピーは徐々に複雑性を増しながら拡散していき、いずれは熱的死を迎え、時間も停止すると言われている。しかし、キャロル教授とチェンはエントロピー理論ではなく、重力理論に注目することで、弱い力と矛盾しないミラーユニバースの存在が可能であると証明した。2014年には、ジュリアン・バーバー、ティム・コスロフスキ、フラヴィオ・メルカティらが同モデルを検証し、アメリカ物理学速報誌「Physical Review Letters」に投稿。前後に頭を持つローマ神話の神ヤヌスにちなんで名付けられた「ヤヌスポイント」から、2方向に重力が拡張することがコンピュータシミュレーションで明らかになったという。さらに昨年、キャロル教授はMITのアラン・ガースとチームを組み、熱力学に従った場合でも、同様にミラーユニバースが形成されることを突き止めた。2人は、このことを “2つの頭を持つ時間の矢”と名付けたという。ただ、問題点もあり、同理論は古典物理学の枠組みでは機能するものの、一般相対性理論や量子力学では検証されていないと指摘されている。ミラーユニバースの存在が確証されるのはまだしばらく先になりそうだ。今後の研究に期待しよう。(編集部)
http://tocana.jp/2017/06/post_13667_entry.html

<コメント>
鏡の世界、ミラーユニバース。ものの見方や考え方は本当に沢山あるのだと思います。
posted by Akamaru at 18:06| 大阪 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
今、話題のゼオライトが入った水素サプリメント